Someday Somewhere

A little something to say in my everyday life

あな吉さんの「ハッピーコラージュ」

今まで何年も手帳ジプシーだった私だが、最近はA5サイズで6穴のシステム手帳というかバインダーに落ち着いている。 今使っているのはこれ→1冊のノート、その後 - Somewhere in time

今年も11月後半。 そう言えば来年の手帳はどんなのが注目されてるのかななどと思いつつネットであちこち見ていて、更に、そう言えば数年前はあな吉手帳術がらみのサイトがたくさんあったけど最近はどうなったのかと思い「あな吉手帳」関連のサイトを見ていて、浅倉ユキさんの書籍にたどり着いた。

う~ん、料理や手帳術以外に最近ではセルフカウンセリング関係の講座まで開いているみたい。 すごい。

「セルカン」とか「ハッピーコラージュ」という言葉で検索して出てきたサイトを見ているうちに書籍を見てみたくなったのだが最寄の図書館にはないし、かといって買うのもな~などと思っていて、結局中古でお安くなっているものを買ってしまった。

 この本のタイトルにある「ハッピーコラージュ」。 ここで登場する以前にも、あな吉手帳術の中にちらほらとは出てきていたのだが、この本で紹介されているコラージュは、直感的に目が留まったり気に入った写真やイラストをばしばし切り抜き、その中でも特に気になったものをA4サイズの紙に貼り付けていくというもの。

そして、著者が強調していることは、「貼り付けてコラージュの完成」ではなく、そのコラージュを見て、今現在の自分の悩み、望み、夢などなどを見出し、それを解決していく方法を考え、それを一つ一つ実行に移していくということ。 一つ一つ実行に移していく段階で、今まで培ってきたあな吉手帳術が効果を発揮するという具合になっている。

ちなみに、A4サイズで作成したコラージュは家の中のいつでも目につく所に貼るとか、カラーコピーしてから手帳に挟んでおき、いつでも見れるようにしておく。

この方法、言っていることはわかる。 自分の悩みを解決する一つの方法だということもわかる。 ただ、本の中で例として登場する4人。 既婚・未婚者を織り交ぜて、いろいろな例を提示しようとしているのはわかるのだが、いまいち問題解決のインパクトに欠けるというか。 抱えている問題や悩み、将来の夢は人それぞれなんだけど、この方法じゃなくてもちょっと考えればわかりそうな事だったりして。 いろんな可能性を含んだせっかくの良い方法が、例を読み進むうちに、「なんだー、これだけ?」みたいな印象を残してしまっているのが残念な気がした。 ただ、なぜか毎日楽しくない、自分の夢や希望がなんなのかわからないと思って過ごしている人もいるわけで、このハッピーコラージュでそんなモヤモヤした気持ちの理由を知る方法の一つにはなるのかなとも思う。