Somewhere in time

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塩浴

以前から気になっていた「塩浴」という方法。 「塩浴」で検索すると、やり方や効能を説明しているサイトが幾つも出てくる。 それらを参考にしてもいいのだが、やっぱり本家本元の説明を一度は確かめたいと思っていた。

松本 和子さんのこの本は時折Amazonで確認していた。 でもKindle版と紙の書籍がほとんど同じ値段だったのでとりあえず買わずにいたのだが、最近見たらKindle版が半額ぐらいになっていた。 そこでKindle版を購入し読んでみた。

本の前半は肌の仕組みや働きなど、他の書籍でも扱っている内容。 肌の仕組みや働きに関しては宇津木先生の『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―』の方がわかりやすいと思う。

後半部分がいよいよ塩浴の実践方法。 まずは塩湯の作り方から。

(1)広口の容器に、入浴するときの温度のお湯を500mlくらい入れる。
(2)(1)のお湯に塩を加え、手で混ぜる。 塩は完全には溶け切らない量(160g前後)を目安にする。 底のほうに塩が少し積もっている状態が飽和食塩水。
『塩浴生活をはじめよう!』より

著者によると、この飽和状態が重要らしい。 飽和状態の塩湯が浸透圧の原理で毛穴をきれいにするという。 今まで石鹸やシャンプーを使ってきている人は毛穴が残留物でふさがっていたりするため、濃度の薄い食塩水ではそれらがしっかり出てこないとのこと。

塩湯の基本的な使い方は
(1)まず、湯船で温まる。
(2)塩湯で頭皮、顔、体を洗う。 頭は頭皮をマッサージする感じで。 顔や体は塩湯を手に取り、なでるように。
(3)洗い終わったらよくすすぎ、再び湯船で温まる。
(4)最後に水を浴びて終わり。 真冬など冷たい水が無理な場合は、そんなに冷たい水でなくてもいいらしい。

絶対、こうしなければいけないというわけではなく、自分の気持ちよいと思える方法でいいと、著者が本の中で何度も書いていた。 例えば、時間が無い時や疲れている時はシャワーを浴びてから塩湯で洗うとか。

「塩を使う」と言うと、塩を直接顔につけて洗顔するとか、塩で直接体をマッサージするとか、浴槽に塩を溶かして入るとかいう方法を説明しているサイトも あるけれど、この本の著者が言っている「塩浴」とは、それらとは全く違い、とにかく、まずは塩湯を作り、それを使って全身を洗うという方法。

塩湯を使うことにより浸透圧の原理が働き、毛穴をきれいにし汗を正常にかけるようになり、毛穴からは必要な油分が分泌され、その結果、健康な肌になるという仕組み。

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実はこの本を読み終わったのが今年1月だった。 読了後、本の説明に従って実際に何度か塩浴を行ってみた。

(a)塩湯作り
まず塩湯を作る段階で手が拒絶反応を訴えてきた。 拒絶反応とは大げさかもしれないが、飽和状態に至る前に手の皮膚が痛みを感じ始めたのである。 因幡の白兎じゃあるまいし、「こりゃダメだ」ということで、塩の濃度をぐっとおさえたお湯を使うことにした。(理想は著者が書いているように濃度の高い塩湯を使ったほうが効果が出やすいのだろうが・・・)

(b)体
ひどい肌荒れに悩まされていた著者が初めて塩浴をした時、塩湯で体をなでるとぬるぬるしたり変な臭いがしたと書かれていたが、私の場合は特に何もなかった。 毛穴が詰まり過ぎているのか、それとも既にタモリ式などとも言われている沐浴のみの生活を続けているので皮膚が比較的正常な状態なのか・・・。 本当に「・・・?」って感じだったので、数回やっただけ。 今は塩湯で体を洗うことは行っていない。

(c)顔
顔も今現在は塩湯で洗っていない。 (a)の濃度薄めの塩湯を使っても肌が乾燥してしまい痒くてたまらなかったから。 また、痒みも乾燥が原因なのか、毛穴がつまり気味のためなのかわからず、変にストレスを感じてしまった。 とにかく痒くてしょうがなかった。

(d)髪
頭を洗うことも無理でした。 それでなくても地肌が乾燥しやすく、普段からシャンプーはほとんど使えず、お湯だけで洗っているぐらいなので、塩湯で洗ったら地肌が乾燥してしまった。 毎日塩湯で洗っていたわけではないのに、地肌の乾燥はもう梅雨が始まろうかという今もまだ続いている。 こうなるとなかなか治らないのである。

ということで、結果的に今現在塩湯は全く行っていない。 お肌のデトックスとしてたまにはいいのかなと思ったりするのだが、絶対この方法しかないというわけでもないので、まあいいかと。